前を 前を向いたまま

生まれ変わったら前田との主従関係はおよそないわけで、
つまり前田は「主君」以外の呼び方をしてくれるわけで、
それはそれでとてもとても萌えるのですが。

前田の主君って呼ぶ声も大好きなので、
男の子になって名前「しゅ」とかだったらワンチャンス……あるのでは(自棄)。














※以下唐突な妄想
小学入学の少し前に川辺で迷子になってるところに二学年ぐらい上の前田が「どうしたんですか? 迷子になりましたか?」って声かけて家を探してくれて、優しいお兄ちゃんだなぁとか思いながら話していたら、実は家が近いことがわかって一年生になってからもなにかと面倒を見てもらいたい……。
前田が来年卒業の夏休み、花壇の水遣りのついでに(前田先輩は緑化委員)補習と暑さで頭くらくらしてる私の勉強を見てくれるんだ……。
前田はしっかりしてるなって先生はほかの子に教えに行っちゃったからもう補習組とは違う空間にいるみたいに蝉の声まで遠く感じて二人の世界。
前田はやけに澄んだ声で小さく「帰りに川原でアイスでも食べましょうね」ってやる気を引き出してくれて目が合うと微笑んでくれて、前田先輩が先輩でよかったなって思った途端に卒業しないでほしくなって俯いちゃって心配されてぇぇぇぇ。
帰りにアイス食べながら冗談めかして卒業されたらさみしいって言うんだけど、前田は「僕もそう思います」くらいのさっぱりめな事しか言わないからいよいよ寂しくなってきて、無言で夕焼けの中歩いてるとおもむろに隣から「卒業、したくないなあ」っていつもみたいな敬語じゃない独り言を聞いちゃって新たな一面にドキドキしてぇえええ。
最終的には卒業式で前田の凛々しい姿を見て同じ中学に行く決心してええええ。
この妄想まじめに誰得なんだろうね。
私だね。知ってたいえーい!

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